日本とドイツの美しい本展2006

日本とドイツの美しい本展2006

飯田橋近くの印刷博物館では、現在「日本とドイツの美しい本展2006」が開催されています。毎年開催されている展覧会で、展示されている本を実際に手にとって見ることができるとのこと。ブックデザインや装丁に関心がある人、あるいは単純に本や活字やデザインが好きな人もぜひ。博物館の常設展も、書籍に関心のある人なら一度は足を運んでおくべき場所でしょう。

会 期 : 2007年11月3日(土)〜2008年2月3日(日)
休館日 : 毎週月曜日(ただし、2008年1月14日は開館)
12月29(土)〜2008年1月3日(木)、1月15日(火)
開館時間 : 10:00〜18:00
入場料 : 無 料
印刷博物館本展示場にご入場の際は入場料が必要です

日本とドイツのそれぞれの国で開催された美しい本を選ぶコンクールの入選図書を紹介します。
ドイツ・エディトリアルデザイン財団により、その年度の新刊本から選出される「ドイツの最も美しい本」。厳しい審査で定評のあるコンクールです。本の内容から組み立てられた造本コンセプトをもとに計画された、タイポグラフィ、グラフィック、組版、用紙、印刷、製本。これらを可能な選択肢より厳選し、最も効果的な方法でつくり出された2006年度の応募図書943点のなかから選出された60点をご紹介します。
一方、昨年度から紹介している「造本装幀コンクール」は、「より美しく、よりよい本づくり」を目指すもので、今年で41回目を迎えました。今回は363点の応募図書のなかから、組版、色、レイアウト、ジャケットの美しさや機能性、材料、印刷、製本の観点から選び出された29点をご紹介します。
現代の日本とドイツで選ばれた美しい本を、実際にお手にとってじっくりと見比べ、そして味わって下さい。