フランスの作家、ミシェル・ビュトール氏が来月に来日するとのことです。それにあわせて東京日仏学院では9月21日(日)に「ミシェル・ビュトール、書き留められた運動」と冠して映画上映と本人参加のシンポジウム、立教大学では9月26日(金)、27日(土)に「ミシェル・ビュトール、境界にて 移動の芸術」というシンポジウムを行う様子。詳しくはリンク先のページにてどうぞ。以下の紹介は日仏学院のページより。
ミシェル・ビュトール(1926年まれ)はフランス現代文学の主要な作家の一人である。アラン・ロブ=グリエ、ナタリーサロートなどとともに彼の名前が「ヌーヴォーロマン」に加えられるとしても、60年台初頭から、その作品はあらゆる分類を不可能にする方向へと進んだ。
ミシェル・ビュトールは二つの催しに参加するために9月に来日する。学院では9月20日と21日の「ミシェル・ビュトール、書き留められた運動」のプログラムに参加する。学院では、彼が製作に関与した映画から、彼の視覚に訴えた無声映画の初期の作品まで、ビュトールの映画の世界における道のりを見せる。また、立教大学では「ミシェル・ビュトール、境界にて?移動の芸術?」と題して9月26日と27日に国際学会が開催され、ビュトールのエクリチュールの基盤をなす運動、永久運動と公転(革命)的回転に対する感性が考察される。
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