フランス映画の秘宝/ジャック・ドワイヨン特集 女たちに愛されたかった少年

現在有楽町朝日ホールでは、15日(祝)まで「フランス映画の秘宝」と題し、1930年代から現代までのフランス映画をシネマテーク・フランセーズより借り受け特集上映しているとのこと。そうそう観られない作品が揃ってます。講演会は終わってしまいましたが、連休だし混むかもしれず、行く気がある人は早めに到着がオススメかも。

日仏交流150周年を記念して、映画祭「フランス映画の秘宝」を開催します。上映されるのは、日本未公開作を中心とした日本ではほとんど見る機会がなかった貴重な作品ばかりで、フランス映画の新たな一面が浮かび上がってくるでしょう。セルジュ・トゥビアナ氏(シネマテーク・フランセーズ館長)と蓮實重彦氏(映画評論家/元東京大学総長)の二人が、監督・作品の選定をしました。上映作品のプリントは、この映画祭のためだけにフランスから借用します。是非この機会に、奥深いフランス映画の世界をスクリーンでご堪能ください。

またこれと連動する形で日仏学院では「ジャック・ドワイヨン特集 女たちに愛されたかった少年」を開催していますね。こちらは25日(木)まで。

男女の恋の駆け引きを、あるいは少年、少女たちの無防備な冒険を「アクション」そのものとして露呈させながら、処女作のような瑞々しさと実験精神に貫かれている作品を70年代半ばから現在に至るまで、果敢に撮り続けてきたジャック・ドワイヨン……。
東京日仏学院では、日仏交流150周年を記念して開催される映画祭「フランス映画の秘宝」に新作『誰でもかまわない』が取り上げられるジャック・ドワイヨンの過去の作品を特集する。