中島敦の中国古典世界を旅して

昨年度、作家の角田光代さんと翻訳者のウェイン・ラーマズさんをお迎えしたシンポジウムを文芸・ジャーナリズム論系と共同開催したJLPPさんが、「外国人翻訳者が語る日本文学」と題したセミナーの第一回として、「中島敦の中国古典世界を旅して」という講演会を12月6日(土)に行うとのことです。
講演者は訳者のポール・マッカーシー氏。谷崎や金井美恵子氏の小説も訳されている模様。上記リンク先では申込期限は過ぎているものの、まだ予約は大丈夫とのことです。電話、e-mail、faxにて予約可能。

33年の生涯に、古代中国に題材をとった諸作品を遺した中島敦。 学生時代は漢学や日本文学に親しみながら、晩年に中国ものに 結晶した彼の創作経験とは何だったのか。「弟子」「李陵」を英訳 したマッカーシー氏が翻訳の具体例を挙げつつ、この傑作2篇の テーマについて語る。 また、東西の「歴史小説」(ディケンズ、トウェイン、ユルスナール森鴎外など)に言及しながら、中島文学の本質について考える。

山月記・李陵 他九篇 (岩波文庫)

山月記・李陵 他九篇 (岩波文庫)

翻訳に興味のある人、翻訳から文学を考えたい人、中島敦の小説に爆笑&戦慄したことがある人などはどうぞ。ちなみに中島敦作品はこちらでも読めます(が、ルビがうるさいので、「文字禍」「名人伝」などを読んだことない人はゼヒ本で読むべし)。