5月25日(土)の午後3時〜5時半、文芸・ジャーナリズム論系主催の講演会・シンポジウムが開催されます。
テーマは「就活」。ともすれば大学生活全体が「全身シューカツ」へと巻き込まれ、中には学業に差しさわりが出てきてしまうこともありうる現在の状況。学生生活と「就活」との関係は、大学生の皆さんにとって意識せざるを得ない関心事としてあるのではないでしょうか。
そのような現在の「就活」をめぐる環境について、むやみに振り回されてしまうことで学生生活を見失わないための、また、学生生活と「就活」との関係を問い直すためのイベントを開催いたします。知っているようで知らない就活・採用活動の実像などの情報も交えながら、「就活」との向き合い方について、講演とシンポジウム形式で登壇者の方々にお話しいただきます。
登壇者の方々は
上西充子氏(法政大学キャリアデザイン学部教授/同大学院キャリアデザイン学研究科教授)
赤峰みどり氏(東洋経済新報社『就職四季報』編集長)
今野晴貴氏(NPO法人POSSE代表、文春新書『ブラック企業』著者 https://twitter.com/konno_haruki)
のお三方です。一般の方、保護者・支援者の方のご来場も歓迎いたします。
ぜひご来聴ください。
「いま問い直す 就活との向き合いかた」
日時:2013年5月25日(土) 15:00〜17:30 (開場 14:30)
場所:早稲田大学戸山キャンパス 36号館382教室(http://flas.waseda.jp/flas/access/)
主催:早稲田大学文化構想学部文芸・ジャーナリズム論系(03-5286-3560、対応時間・平日13:00-18:00)
対象:学生、大学院生、教職員、一般
入場無料、申込不要(直接会場までお越しください)企画主旨:
政府と経営者団体により、大学生の採用スケジュールの変更方針が合意されました。
現在の就職難のなかで、「就職活動に向けて」学生生活を送らなくてはという焦りを抱える学生の姿も見られます。いま、就職活動を大学生活全体の中でどのように位置づけていくのか、改めて問い直す必要があります。
「就職活動に向けて」学生生活を送ることは、必ずしも「就職し、働いていくこと」の正解にはなりません。「就職活動に向けて」という発想自体を問い直すことで、現況の「シューカツ」のおかしさを指摘し、おかしな就職活動がおかしな働き方へと続いてしまわないように、現在の状況を改善していくためのヒントを学生の皆さんに見出してもらうことが本企画の趣旨です。プログラム
第一部
「実は見落としがちな採用選考の前半プロセス」
上西充子 法政大学キャリアデザイン学部教授/同大学院キャリアデザイン学研究科教授
「就職四季報編集長が解説! 聞きにくい情報こそ大事な情報」
赤峰みどり 東洋経済新報社『就職四季報』編集長 聞き手:上西充子
「就活とブラック企業」
今野晴貴 NPO法人POSSE代表、文春新書『ブラック企業』著者
第二部
質疑応答・パネルディスカッション