丹波明氏 講演会のお知らせ

現代作曲家の丹波明さんをお迎えして講演会を行います!


丹波明 講演会
「フランスで日本人作曲家であること」


2014年7月14日(月)18:15-
早稲田大学戸山キャンパス36号館682教室
聴講自由


9月に名古屋と東京で初演されるオペラ《白峯》を前に、永年パリに滞在する作曲家におはなしをうかがいます。


丹波明 略歴

1932年生まれ。東京藝術大学作曲科卒業後、60年フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に入学し、 オリヴィエ・メシアンに師事。作曲で一等賞、楽曲分析で二等賞等を受賞。64〜67年フランス国立放送研究所にて 「具体音楽」研究に従事。68年フランス国立科学研究所哲学科に入り、98年主任研究員に就任。70年以降、作曲、音楽学の二分野で活躍。CD収録の主な作品は、ピアノ協奏曲〈曼荼羅〉、チェロ協奏曲〈オリオン〉弦楽四重奏〈タタター〉等。音楽学の分野では71年『能音楽の構造』によりソルボンヌ大学より音楽博士号、日本翻訳家協会文化賞、 84年『日本音楽理論とその美学』により同大学よりフランス国家博士号を授与される。日本国内で出版された著書には『創意と創造』『序破急の美学』(音楽之友社)がある。