多和田葉子・高瀬アキ パフォーマンス&ワークショップ
みなさん、こんにちは!
今年度も、多和田葉子・高瀬アキ パフォーマンス&ワークショップの季節になりました。
ベルリン在住の作家・多和田葉子氏と、ジャズピアニスト・高瀬アキ氏によるパフォーマンス&ワークショップは、毎年大好評を博し、今年で6回目を迎えます。
多和田葉子氏の音楽性を持った朗読と、高瀬アキ氏の自由なピアノが、ユニークなコラボレーションをする企画です。お二人はこれまでブレヒトやチェーホフ、宇治拾遺物語、東日本大震災など、様々なテーマを舞台化し、大きな反響を呼びました。
多和田葉子氏は芥川賞・谷崎潤一郎賞・泉鏡花文学賞、野間文芸賞、早稲田大学坪内逍遙大賞などを授与された、本学卒業の日本語作家であると同時に、ドイツ語でも創作を続け、ゲーテメダルなどを受賞しています。高瀬アキ氏はアメリカやヨーロッパで活躍を続けるコンテンポラリージャズの第一人者で、自ら作曲も手がけます。
ドイツを拠点に世界的に活躍するお二人の豪華な共演をお楽しみください。
1. パフォーマンス「猫の手を借りた音楽」
★日時 : 2015年11月11日(水)18時30分-20時30分(開場18時)
★場所 : 小野記念講堂(27号館小野梓記念館地下2階)
★入場無料・申込不要・全席自由(先着200名)
漱石の猫、ポーの猫、ホフマンの猫、ティークの猫・・・ヨーロッパや日本の文学における猫の表象から、人と動物の関係のみならず、死者と生者をつなぎ、人智を越えた洞察の形で社会と文化に切り込んでいく使者の姿が明らかになってくる。猫をテーマにした文学と音楽の絶妙な融合と跳躍。
2.ワークショップ「言葉と音楽 Vol.6」
★日時 : 2015年11月12日(木)16時30分-18時30分(開場16時)
★場所 : 小野記念講堂(27号館小野梓記念館地下2階)
★入場無料・申込不要・全席自由(先着200名)
「リズム」をテーマに、朗読と楽器演奏を使ってワークショップを行う。リズムをずらしていくことで生まれる奇妙な間、日本語の新しい響きを発見し、即興の言葉遊びに挑戦する。