『武満徹対談選』発売記念イベント

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ちくま学芸文庫から『武満徹対談選　仕事の夢　夢の仕事』が発売されたことを記念して、編者の小沼純一先生と、琵琶奏者で武満の演奏をされている中村鶴城氏とのトークショーが2月28日に青山ブックセンターで予定されています。以下、HPより引用。

「本屋の教室　音楽の時間」第九回
『武満徹対談選　仕事の夢　夢の仕事』（筑摩書房）発売記念
小沼純一トークショー「武満徹　音と言葉のあいだに　琵琶奏者 中村鶴城氏を迎えて」
■2008年2月28日（木）19:00〜20:30（開場18：30〜）
■会場：青山ブックセンター本店　Ａ空間
■定員：40名様
■入場料：800円（当日精算）
■電話予約＆お問い合わせ電話：青山ブックセンター本店　03-5485-5511
■受付時間： 10：00〜22：00（※受付時間は、お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意下さい。）
■受付開始日：2008年2月2日（土）10:00〜※トーク終了後にサイン会を予定しております。

＜イベント内容＞
武満徹は名文家として知られているが、また座談の名手でもあった。『武満徹対談選』は、異なった領域の人たちとの対話を収めており、一読すればそのさまが実感できることでしょう。このイヴェントでは、前半、『対談選』での、特に対話する音楽家の作品などをCDで聴きながら、内容の面白さをあぶりだしてみたい。また、後半では、現在《ノヴェンバー・ステップス》を世界で演奏されている中村鶴城さんをお迎えし、この作品の図形楽譜で記されている琵琶パートでの楽譜とリアリゼーションの問題、実演でのエピソードなど、うかがいたいと考えています。
＜書籍紹介＞
『武満徹 対談選　仕事の夢　夢の仕事』（ちくま学芸文庫）小沼純一（編）／税込価格：1,470円
世界でもっとも知られている日本人作曲家、武満徹（1930−1996）。生前、多くの対談を行い、対談集として何冊も残されているが、本書はそれらの中から厳選したものを収める。対談者は、ジョン・ケージ、ヤニス・クセナキスの作曲家、キース・ジャレット、秋吉敏子らのJAZZミュージシャンや、寺山修司、大竹伸朗等の芸術家、そして黒柳徹子など幅広い分野にまたがる。武満の大らかな聞き手として能力を再発見するとともに、創作者としての思想遍歴も辿ることができる。

武満徹:ノヴェンバー・ステップス

武満徹:琵琶、尺八、オーケストラのための「秋」