文芸・ジャーナリズム論系/大学院・現代文芸コース 公式ブログ

早稲田大学 文化構想学部 文芸・ジャーナリズム論系/大学院文学研究科 現代文芸コースの公式ブログです。

オススメ

「翻訳新世紀」

既にしばらく前からアップされていますが、asahi.com中の〈秋の読書特集〉として、「翻訳新世紀―新訳で文豪を楽しむ/時を超え、あの時代に―歴史・時代小説」というコーナーが組まれていますが、この中で本論系教員でもある堀江敏幸先生が、野崎歓訳『赤と黒…

作家の読書道

『WEB本の雑誌』中に「作家の読書道」というページがあるんですが、ここでは作家たちが小さい頃からどういう本を読んできたかというインタビューが載ってます。米澤穂信、乙一、森見登美彦、柳美里、阿部和重、中原昌也、町田康、角田光代、みうらじゅん、北…

「グレン・グールド 27歳の記憶」

今年はグールドの生誕75周年なんですね。それにともないCDも書籍も出ていますが、現在銀座テアトルシネマと吉祥寺バウスシアターにて、両方ともモーニングショーとレイトショーで「グレン・グールド 27歳の記憶」を上映しています。バウスシアターの説明文…

ブックフェア「現代アートと哲学」

現在、紀伊国屋書店のウェブ上&新宿本店&新宿南店&渋谷店にて、「現代アートと哲学」と銘打ったブックフェアが催されている模様。以下、公式ページより引用。 現代アートの国際的先端シーンを紹介してきた日英バイリンガル季刊誌「ART IT」誌創刊4周年記…

『文字の都市 世界の文学・文化の現在10講』

論系教員の小沼純一先生が少し前に出た『文字の都市 世界の文学・文化の現在10講』(柴田元幸編著)の中で、「音楽に魅せられる時」という章を書かれています。文字の都市―世界の文学・文化の現在10講作者: 柴田元幸出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: …

菊地成孔コンサート

小沼純一先生が、菊地成孔氏のbunkamuraオーチャードホールでのコンサート(12月7日・PEPE TORMENT AZUCARAR×菊地成孔、8日・UA×菊地成孔)についてコチラで紹介文を掲載しています。以前先生は『ユリイカ』の菊地成孔特集号でも文章を書かれていました。ユ…

紀伊国屋の書評サイト

紀伊国屋書店が「書評空間」という、ブログ形式をとった書評サイトをつくっているのをご存知でしょうか。文芸評論家・文筆家のみならず、研究者や編集者、フリーター、精神科医やピアニストらの手による書評を読むことができます。サイト主旨からの抜粋によ…

旅と文学

『エスクァイア』12月号は、「文学は世界を旅する」という特集で、論系で教えられている青山南先生が新訳で出されたジャック・ケルアック『オン・ザ・ロード』を取り上げています。なんと「青山南『オン・ザ・ロード』追走」という記事で、小説の主人公たち…

埴谷雄高について

少し前の話なんですが、埴谷雄高『死霊』の構想ノートが発見されましたね。 asahi.com 埴谷雄高「死霊」の構想メモ見つかる この内容は『群像』11月号に、本学教授の鹿島徹氏他の解題と解説、そして吉本隆明の評論とともに掲載されました。埴谷とコム・デ・…

『早稲田文学』について

文芸・ジャーナリズム論系は文芸誌『早稲田文学』と強い関係を持っています(論系の先生が多数エディターとしてクレジットされたりしています)。ワセブンのフリーペーパー『WB』は無料で配布中。戸山生協、もしくはバックナンバーも欲しい方は仮設校舎3階…

映画2本。「長江哀歌」と「サッドヴァケイション」

現在上映中の映画で、とりあえず「今見ておくといいかも」と助手が思う2本を紹介します。 ・「長江哀歌」 中国の映画監督、ジャ・ジャンクーによる一作。三峡ダム建設により水没してしまった町・奉節に、そんな経過は知らずに16年前に別れた妻と子を探しに…