オススメ

新著2冊

論系教員の芳川泰久先生が堀千晶さんと共著で『ドゥルーズ キーワード89』を出版されました。 ドゥルーズ キーワード89作者: 芳川泰久,堀千晶出版社/メーカー: せりか書房発売日: 2008/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 97回この商品を含むブログ (14…

nobody HP

映画雑誌『nobody』はホームページでもいろいろ記事が読めます。映画監督へのインタビューやレビューなど充実していますのでご一読あれ。nobody 27出版社/メーカー: nobody編集部発売日: 2008/03/21メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 36回この商品を含む…

ダグラス・サーク特集

「パーク アンド ラブホテル」などの作品を出しているぴあフィルムフェスティバル(PFF)では、7月19日(土)〜8月1日(金)までの期間中、特集上映で「ダグラス・サーク特集」を行うとのことです。貴重な機会ですのでぜひ。 ダグラス・サーク(ドイツ名:デト…

ペドロ・コスタ「コロッサル・ユース」

渋谷のシアター・イメージフォーラムでは、今月24日(土)からポルトガルの監督ペドロ・コスタの最新作、「コロッサル・ユース」が上映開始になるとのこと。24日の20:00の回上映前には蓮實重彦氏(映画評論家)、30日(金)20:00の回上映後には鈴木了二氏(建築家…

配給:ケイブルボーグ

渋谷のシネマヴェーラでは、現在特集として「配給:ケイブルボーグ」という上映を行っています。外れ、なし! 伝説の配給会社ケイブルホーグの配給した数々の名画が、今ここに甦る! また、5月3日(土)、11日(日)、25日(日)は11時より特別上映作品『狩人の夜…

平岡篤頼『記号の霙』

以前、アラン・ロブ=グリエの訃報との関連で少し触れた、故平岡篤頼先生の遺稿集『記号の霙』が早稲田文学会&太田出版から発売になりました。 記号の霙 井伏鱒二から小沼丹まで (WASEDA bungaku Classic)作者: 平岡篤頼,早稲田文学会出版社/メーカー: 太田…

カール・ドライヤー日本最終上映

水道橋のアテネ・フランセ文化センターでは映画監督のカール・テホ・ドライヤーの映画5本が日本最終上映になるとのこと(ドライヤーの略歴)。4月19日より。 2003年秋、カール・ドライヤーの全作品(長編14本、短編7本)を上映するという画期的な企画「聖な…

『早稲田文学』1&『WB』vol.12&『別冊早稲田文学』3

早稲田文学1作者: 川上未映子,蓮實重彦,中原昌也,福嶋亮太,芳川泰久,島田雅彦,水谷真人,大杉重男,田中りえ,萩山洋文,アランロブ=グリエ,篠山紀信,早稲田文学会,山崎敦,平岡篤頼出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2008/04/01メディア: 単行本(ソフトカバー)…

ジャン・ルノワール監督名作選

以前も「ルノワール+ルノワール展」のお知らせでブログに書きましたが、追加情報で。4月1日より京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターにて、「ジャン・ルノワール監督名作選」が上映されます。これは…行くしかないですよ! 青山南先生もオススメしてま…

小沼先生新刊

小沼純一先生が『ミニマル・ミュージック―その展開と思考』(青土社)の増補新版と『はたらくって何?―あたらしいシゴト論』(アスペクト)を刊行されました。 ミニマル・ミュージック 増補新版―その展開と思考作者: 小沼純一出版社/メーカー: 青土社発売日:…

ジャック・リヴェット・レトロスペクティヴ

ついに来ましたね。映画監督ジャック・リヴェットのレトロスペクティヴ「秘密と法則の間で」がユーロスペースと東京日仏学院にて、それぞれ来週末から開催されるとのこと。これはゼヒ行かねば! 以下、ユーロスペースのページより引用。 陰謀、お伽噺、遊戯…

『大谷能生のフランス革命』に堀江先生との対談

以文社より刊行される『大谷能生のフランス革命』内に、本論系教員でもある堀江敏幸先生との対談が掲載されているとのこと。大谷さんは以前堀江先生の『河岸忘日抄』の朗読に音楽をつけた『「河岸忘日抄」より』というCDを制作されているんです。以下、上記…

世界文学全集

河出書房新社が創業120年を記念して、池澤夏樹氏セレクションの世界文学全集を刊行しています。既に以前お伝えした、青山南先生によるジャック・ケルアック『オン・ザ・ロード』新訳が第一巻として出ましたが、バルガス=リョサ『楽園への道』(画家ゴーギャ…

『新現実』vol.5

新現実vol.5作者: 大塚英志,東浩紀,柄谷行人,西島大介出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2008/01/31メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 121回この商品を含むブログ (29件) を見る先日『WB』に部分掲載されていた柄谷行人×大塚英志対談に加…

ルノワール+ルノワール展

2月2日からBunkamuraザ・ミュージアムにて、ルノワール+ルノワール展が開催されます。画家のピエール=オーギュスト・ルノワール(1841-1919)と、その次男である映画監督ジャン・ルノワール(1894-1979)の絵画と映画を同時に展示するという、思いつきそう…

クマグスの森

外苑前のワタリウムでは、「クマグスの森展―南方熊楠の見た夢」が(10月からやっていますが)2月3日まで開催しています。 展覧会、第一章は「世界を放浪する」。19歳の熊楠は、東京大学予備門を退学して、突然アメリカへと旅立つ。以来33歳で貧窮のため…

北斎展

両国の江戸東京博物館では、「北斎 ヨーロッパを魅了した江戸の絵師」展が開催されています。オランダ国立民俗学博物館とフランス国立図書館に所蔵されていた北斎や弟子たちの作品がメインの様子。詳しくはこちらまで。

生誕百年 映画監督 マキノ雅広

既に5日からはじまっていますが、今年は映画監督・マキノ雅広の生誕百年ということで、京橋のフィルムセンターにて特集上映(のその一)が行われています。本日月曜は休館日ですが…特集HPより概要を。 2008年2月29日は、映画監督・マキノ雅広(1908−1993)…

本のメルマガ/書評のメルマガ

「哲学・思想・社会などの人文書や、小説や詩など芸術の最前線、書籍の出版流通、電子出版などの「本」の現在を気鋭の出版社員、書店員が伝える」という[本]のメルマガ、そして「本の虫の出版業界人が<徹夜した本>や<繰り返し読んだ本>、さらに新聞記…

bk1の書評ポータル

オンライン書店のbk1では、書評のポータルサイトを構えていますが、一般の人が投稿形式で書評をできる本屋のサイトというのは珍しいかもしれません。「落語って面白い!」などのコーナー特集も面白く、一読の価値があります。

『WB』vol.11

あけましたね。今年もよろしくお願いします。年末年始は休ませてもらいましたが、再開します。 昨年末に早稲田文学編集室が出しているフリーペーパー、『WB』vol.11が発行された模様。『早稲田文学』1号に全文掲載予定の蓮實重彦インタビュー、『新現実』5…

「ハーフェズ ペルシャの詩」

来年1月19日(土)より公開されるイラン映画「ハーフェズ ペルシャの詩」(監督:アボルファズル・ジャリリ、出演:メヒディ・モラディ、麻生久美子他)のフライヤーに、小沼純一先生がコメントを寄せられています。映画のあらすじは以下の通り(HPより引用…

各社ウェブマガジン

ウェブマガジンってちょっと見つけにくいなと思っていたこともあって、たがいにリンクしている大手出版社数社のものをピックアップしてみました。 webちくま 筑摩書房 角川学芸WEBマガジン 角川学芸出版 Web nttpub. NTT出版 WEBきらら 小学館 ポプラビーチ …

キノベス

紀伊国屋書店のサイトで、2006年10月以降出版された単行本の中から、書店員が実際に読んでオススメしたい本のベスト30がキノベスとして掲載されています。店員さんの推薦文も読めます。ちなみにベスト3は、3位から松浦寿輝『川の光』、森見登見彦『夜は短…

荷風と谷崎/「踊る人」の系譜/追悼ベルイマン

映画特集3つの紹介です。 ・特集「荷風と谷崎」 ラピュタ阿佐ヶ谷では、「荷風と谷崎」として永井荷風と谷崎潤一郎原作の映画を特集上映中。1月26日まで。上映スケジュールはこちら。痴人の愛 [DVD]出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2007/11…

ウラ・アオゾラブンコ

「インターネットの電子図書館」として、著作権の切れたテクストを中心にネット上で公開しているサイト「青空文庫」はここで紹介するまでもなく有名ですが、それに関係する形で文学者の情報などを詳しく載せている「ウラ・アオゾラブンコ」をご存知でしょう…

文学者の動画

YouTubeで出てくる文学者の動画をいくつか挙げてみました。とりあえず見つかった分だけということで。 川端康成(1899-1972) 安部公房(1924-1993) 三島由紀夫(1925-1970) 寺山修司(1935-1983)

Web草思

人文系・科学系等から興味深い本を出版している草思社のサイトでは、Web草思というウェブマガジンを展開しています。早稲田で今年度前期に奥泉光さんと講演をされた作家の保坂和志さんも、エッセイ「世界はこんなふうにも眺められる」を連載中(『「三十歳ま…

photographer's gallery press

様々なキャリアを持つ写真家たちが共同で自主運営するギャラリーにして運動体であるphotographer's galleryが年一回のペースで発行している、『photographer's gallery press』。今年春に発行された第6号は美術史家のマイケル・フリードのロラン・バルト論の…

「本よみうり堂」の書評

読売新聞では現在本論系教員の松永美穂先生が書評を担当されていますが、ウェブ上の「本よみうり堂」ではそのバックナンバーが読めます。最近では蜂飼耳さんの詩集『隠す葉』の書評や渡辺十糸子さん『兼業詩人ワタナベの腹黒志願』の書評など、詩集の書評を…